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クッシング症候群

副腎皮質からコルチゾールというステロイドホルモンが過剰に作られ、全身にいろいろな影響を及ぼす病気です。過剰なコルチゾールにより特徴的な容姿(満月様願望、中心性肥満)になる他に、高血圧、糖尿病、骨粗鬆症、うつ病など様々な合併症を引き起こします。

分類について

副腎が腫れたり、癌になったり等で過剰にコルチゾールが分泌されるクッシング症候群と
脳下垂体からACTHというホルモンが異常に分泌され、結果としてコルチゾールが増加するクッシング病などがあります。
またクッシング症候群の中には特徴的な容姿の徴候を示さないが、コルチゾールの過剰な分泌を示す副腎性サブクリニカルクッシング症候群というものもあります。

症状について

特徴的な容姿(満月様願望、中心性肥満、皮膚線状、多毛、ニキビなど)、筋力低下、うつ症状、月経異常などがあります。

合併症について

高血圧、糖尿病、脂質異常症、免疫力の低下、尿管結石などがあります。

検査について

安静30分後の採血で血液中のコルチゾール、ACTH、また尿中のコルチゾールも測定します。また少量デキサメサゾン抑制試験という検査を追加しスクリーニングを行います。疑わしければ総合病院にご紹介させていただきます。

当院の治療について

クッシング症候群あるいはクッシング病の診断で治療方法が変わってきます。手術や放射線治療が必要になる可能性がたかく、総合病院で検査に引き続き治療となります。

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