メニュー

慢性甲状腺炎(橋本病)

甲状腺は、喉ぼとけ付近に位置するホルモンを産生する臓器です。甲状腺ホルモンは全身の細胞の代謝を活性化する役割を持っています。
甲状腺機能低下症の多くは「慢性甲状腺炎(橋本病)」という甲状腺に対する自己抗体が産生されて甲状腺を攻撃し少しずつ破壊されることで、甲状腺ホルモンが作られなくなることでさまざまな症状が出現する病気です。
「橋本病」の経過中に一過性に甲状腺ホルモンが過剰に分泌されて甲状腺機能亢進症になる場合があり「無痛性甲状腺炎」といいます。
「バセドウ病」と異なり、お薬を使わなくても数か月以内に自然に改善します。また甲状腺の痛みを伴わない点が「亜急性甲状腺炎」と異なります。

症状について

甲状腺が腫れる、気力がわかない、疲れやすい、全身がむくむ、寒がり、体重増加、便秘、かすれ声などが生じます。

当院の診断・治療について

採血検査で甲状腺ホルモンや甲状腺自己抗体などを測定いたします。
薬物療法として甲状腺ホルモン剤の内服を行います。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME