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甲状腺機能亢進症(バセドウ病)

甲状腺は、喉ぼとけ付近に位置するホルモンを産生する臓器です。甲状腺ホルモンは全身の細胞の代謝を活性化する役割を持っています。
甲状腺機能亢進症の多くは「バセドウ病」という甲状腺に対する自己抗体が産生されて甲状腺を攻撃し、甲状腺ホルモンがたくさん分泌されることによってさまざまな症状が出現する病気です。

症状について

全身の細胞の代謝が活性化することで様々な症状を起こします。
脈拍数の増加、体重減少、手指振戦(手が震える)、発汗過多、下痢、眼球突出、首が腫れる(びまん性甲状腺腫大)などがあります。
甲状腺ホルモンが高すぎたり、治療不十分、無治療などの場合、甲状腺クリーゼといい各臓器の機能が破綻し生命の危険を伴う場合があります。

当院の診断・治療について

採血で甲状腺ホルモンや甲状腺自己抗体を測定します。
必要があれば胸部レントゲンや心電図を測定します。
抗甲状腺薬、脈を抑える薬などを使用します。副作用などで抗甲状腺薬が使えない場合は手術や、アイソトープ治療を検討します。

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