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睡眠時無呼吸症候群

睡眠中に一時的に呼吸が止まってしまい、起床後に様々な症状が出現し日常生活に障害を起こしたり、長期にわたると生活習慣病を引き起こし患者さんの生活の質や命の危険を増やす病気です。

分類としては、「中枢性」と、舌根が落ちて気道が閉塞する「閉塞性」がありますが、多くは閉塞性が原因でOSAS(obstructive sleep apnea syndrome)といいます。

睡眠時無呼吸症候群は日中の強い眠気から事故の原因になりえます。

症状について

いびき、起床時の頭痛、倦怠感、集中力や記憶力の低下、日中の眠気などがあります。

合併症について

睡眠時無呼吸症候群は生活習慣病と密接に関係しています。
高血圧、糖尿病、心不全、心血管イベント、夜間突然死、脳梗塞、認知機能低下などがあります。

検査について

自宅でできる簡易検査、簡易検査の結果で必要があればポリソムノグラフィー(PSG)(入院が必要)で検査を行います。

治療について

睡眠時無呼吸症候群と診断された場合、CPAP(シーパップ 持続陽圧呼吸療法)治療が必要になります。
CPAPとは就寝時にマスクを装着し高い圧の気流を送り込むことで気道を開かせるものです。

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